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内部地区内をめぐる
史跡案内看板整備完了
内部地区まちづくり推進協議会と内部地区市民センターが館長権限予算を使って、3年にわたり整備を続けてきた内部地区内の歴史再発見事業が完了しました。
事業は内部の歴史・自然探訪マップ制作とそれを解説した案内看板設置、内部の歴史上のエピソードをまとめた冊子作りの三本柱からなり、内部地区内から集まったワーキンググループが資料や社寺関係者からの聞き取りなどを基に完成させました。
初年度の平成27年には「内部ふるさと探訪マップ」を制作しました。地区内の史跡38件をマップに記載し、うち22件については写真と説明をつけ、更に内部の歴史に関する6件の一口メモも加えています。
平成28年には内部駅前の国道沿いに、今回の探訪マップを大型の看板で立てるとともに、東海道沿いの史跡・旧跡として大蓮寺、観音寺、願誓寺、小古曽神社、内部川、杖衝坂の6件に案内看板を設置しました。なおこれらの案内看板は平成13年の東海道宿駅制度400周年の時にも立られましたが、無くなったり、見にくくなっていたものを更新する形となりました。
そのほか関連する事業として、内部の歴史を読み物風にまとめた冊子「うつべの歴史あれこれ」を制作しました。
平成29年にはそれ以外の史跡、主に内部地区の中西部を対象として、横井川堰開発顕彰碑、矢矧橋、古市場、了信寺、加冨神社、上品寺、小松神社、中山寺、采女一里塚の9件に新らしく案内看板を設置しました。 (采女城跡、成満寺には既存のものがあるので新規制作から除外している。)
制作した内部地区まちづくり協議会と内部地区市民センターではこの事業の周知と、地域の歴史に親しんでもらうため、ウォーキング大会の実施(平成27年3月、11月)や各種イベントの際に散策マップと冊子の配布を行ってきました。これからも住民の皆さんにはマップや冊子を手に地域内の散策を楽しんでくださるよう期待しています。
過去の関連HP記事
・
うつべふるさと探訪マップ記事2016年3月5日
・
うつべふるさと探訪ツアー 2017年3月4日
・
歴史・自然探訪ウォーキング 2017年11月19日
(この記事は過去3年間の館長権限予算事業のうち、歴史関連事業をまとめたものです。)
(2017年12月10日 社協広報部が取材しました)
案内看板を設置した史跡
大蓮寺
観音寺
願誓寺
小古曽神社
内部川
杖衝坂
横井川堰
矢矧橋
古市場
了信寺
加冨神社
上品寺
小松神社
中山寺
采女一里塚
足見川に架かるごくろ橋
貝家町内なこの坂
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