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第9回四日市ウォーキング大会 内部コース
「歴史・自然探訪ウォーキング」



 11月19日(日)第9回四日市ウォーキング大会の内部コース「歴史・自然探訪ウォーキング」が行われ、内部地区の歴史スポットを探訪するウォーキング大会があり、130名が参加しました。

 この大会は四日市ウォーキング大会実行委員会が主催し、実施をうつべ☆スターが主管して、毎年趣向を凝らしたコースを設定して行われています。
足見川沿いを加冨神社に向かう参加者。背景は采女城跡のある北山
 
 今年度は内部地区まちづくり推進協議会と内部地区市民センターが平成27年度に制作した「うつべふるさと探訪マップ」を基に、平成28年から29年にかけて設置した14カ所の史跡の「史跡案内看板」を巡るもので、6kmと健脚向けの9kmのコースが設定されました。
 6kmコースは主に内部地区の東側、東海道沿いの史跡を巡るコース。9kmコースは内部地区の西側、采女町から波木・貝家・北小松・南小松の史跡を巡るコースです。

 それぞれの史跡では、内部の歴史を解説した冊子「内部の歴史あれこれ」(平成28年制作)と「史跡案内看板」の制作に携わったワーキンググループのメンバーが由来や地域とのつながりについて説明を行ないました。  

 当日の最低気温は午前7時で5.4℃という寒い朝でしたが、参加者は市民センターを午前9時に出発し、生活道路や町中の曲がりくねった道、農道や田んぼの傍を巡り、晩秋の景色とウォーキングを楽しみました。貝家町の上品寺では、境内を敷き詰めたイチョウの葉の絨毯に感嘆の声が上がっていました。また、南小松町の中山寺では檀家の人々による境内の清掃作業が行われていて、地域に根差したお寺の一端を見ることができました。


 センターに戻ってからは地元産のお米を使ったおにぎりと、今年度の地域活性化事業で制作した冊子「うつべ自慢の郷土めし」の中から「報恩講汁」が振る舞われました。
 親鸞聖人への報恩として寒い時期に作られる「報恩講汁」は、大きく切っただいこんと油揚げを具材とした赤みその味噌汁で、冷えた体で到着した皆さんには温かい格好のもてなしとなりました。この振る舞いのおにぎりと報恩講汁は内部地区婦人会のみなさんが協力しました。  


 また、参加者には参加賞として探訪マップと郷土めしの冊子のほか、わかたけ萩の里のクッキーが参加賞として配られました。
 今年のウォーキング大会は単に「歩く」だけでなく、内部の史跡を探訪し、ふるさとに伝わる伝統料理を堪能する大変欲張った、お得な大会となったようでした。  

 このウォーキング大会はうつべ☆スターが中心となって企画・実施されましたが、まちづくり推進協議会、市民センター、JA、、婦人会、交通安全協会、ワーキンググループのみなさんなど、たくさんの地域の人々の支援と協力により行われていて、内部の底力を感じさせる催しでした。


(2017年11月19日 社協広報部が取材しました)

9kmコースの説明ポイント 
   
 矢矧橋  矢矧橋での説明 加冨神社 
   
上品寺   中山寺 古市場 
 
 コース途中で見つけた 秋景色
上品寺のイチョウ サルノコシカケ
キク ナンテン ツワブキ
 ヒイラギ  サザンカ  ドウダンツツジ
   
ビナンカズラ アオツヅラフジ 内部川上空を舞う渡り鳥

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