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内部ホタルの里を育てる会 令和6年度活動報告

 ホタルが飛び交う自然豊かなふるさとを目指して平成25年(2013年)以来活動を続ける「内部ホタルの里を育てる会」(以下ホタルの会)では令和6年度(2024年度)の活動報告をまとめました。

 この1年間の特筆すべきことは3件。その一つ、ホタルの発生状況は内部地区全体でみると「例年より少し少な目」でしたが、鎌谷川と足見川では今までにない大発生が観察されたことです。北小松町で2024年6月1日に開催した観察会では大勢の地域住民がこの大発生を見ることができました。




 二件目は北小松で進められていた太陽光発電所が完成し令和6年秋から操業運転に入ったことです。隣接する農業用水路での令和6年5月31日のホタル発生状況は例年より少なめでしたが、このホタルが無事卵を産み、幼虫から蛹を経て令和7年のホタル飛翔がみられるかどうか、今年が正念場です。


   水路の点検と擁壁工事途中の様子
 

 三件目は一宮市ホタルの会が内部地区のホタル状況を訪問見学に見えたことです。内部地区では前述の大規模な太陽光発電所建設という環境問題と同時に東小トンボ池でのホタル飼育という両極端の二つの課題を抱えていることから、これらを見学してもらうことは意義があると考え見学を受け入れました。
 

令和6年度の活動内容は以下のとおり。
  1. 内部小(6/4)、内部東小(6/3)3年生のホタル教室
  2. 内部東小4年生のトンボ教室
  3. 内部小(4/26・9/4)、内部東小(4/23・9/5)5年生の農業体験
  4. 一宮市ホタルの会40名が内部地区見学
  5. 内部地区のホタル飛翔調査 
   波木(5/30)・北小松(5/31)・南小松(5/30)・中部(5/30)・采女が丘(6/10)  
  6. ホタル生息地の水質調査
  7. 太陽光発電所建設とホタル保護

 詳しくは令和6年度報告書<PDF>を参照ください。

(2025年2月4日 内部ホタルの里を育てる会より情報提供がありました)



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