トップページ>うつべのできごと>かわらばん>2016年


親子田んぼ体験
采女町で稲刈り・脱穀体験


 9月17日(土)釆女町の田んぼで、この春から4回シリーズで行われている親子田んぼ体験がありました。3回目となる今回の稲刈り・脱穀体験には地元采女町中部・西部の子ども会、放課後学童保育「AAO」、「四日市公害と環境未来館」が募集した一般参加の親子約120人が参加しました。

 120日前の 5月21日にみんなで植えた田んぼは、今年の夏が高温で台風の被害もなかったことから良好に生育し、豊かに実っていました。坂正春さんと地元農業者の皆さんの指導で一人一人がのこぎり鎌で刈りとり、昔ながらの千歯こきと足踏み式脱穀機で脱穀を体験しました。

 傍らでは大型コンバインによる刈り取りの実演があり、見る見るうちに刈り取ってゆく機械化された今の農業と、すべて人の力でやっていた昔ながらの農業との違いも勉強できる体験会となりました。

 大型コンバインで刈り取った稲わらはカットしないで、長いままその場で乾かし、2・3か月後に丸めて松阪牛の飼料にするそうです。安い中国産に代わって履歴のはっきりした地元産を使い、その牛の糞は牛糞堆肥として田んぼに使う循環型農業がおこなわれていることも一緒に勉強しました。

 田んぼ体験の最終回は収穫祭です。11月19日(土)同じ田んぼで収穫した米を使った餅つき大会が計画されています。つきたてのお餅がいっぱい食べられます。
 なお、第1回の田植えの様子は5月21日かわら版を参照ください。

(2016年9月17日 社協広報部が取材しました)


ページトップ

前のページに戻る