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平成26年度内部地区福祉講座が終了しました

 11月21日(金)ボランティア虹の会と内部地区市民センターが主催する福祉講座が内部地区市民センターで行われました。

 この福祉講座は3回シリーズで、第1回は“一人で抱え込まないで、安心して暮らせるために”をテーマに、「うねめの里」において職員による寸劇と福祉用具の説明がありました。第2回は“地域のみなさまと歩むわかたけ”をテーマに「わかたけ萩の里」においてビデオを観ながら、里の方針や活動が紹介されました。

 講座の最後となる今回は、NPO法人四日市男女共同参画研究所の坂倉 加代子さんをお迎えしました。テーマは“人生100年時代のよもやまばなし”と題し、小学校卒業まで内部地区で過ごされた坂倉さんは、懐かしい思い出話と共に老後の課題についてユーモアを交えながらお話しされました。

 平均寿命が延びて人生100年と言われ、老老介護が50%を超える現代です。そこで一番必要となるのは、地域での人間関係・隣人関係であるもののその関係はほどほどで緩い結びつきでよく、立ち入らない。関心はあるけど監視しない。そして相手の多様性を認め、他人と比較しないことが重要などと話されました。また3㎞以内に3人の仲間を作ることから始めるといいとも話されました。

 楽しくためになったお話しに、次回もまた講演に来て頂きたいとの声も上がり、講座が終わってからも親しい方々が坂倉さんを囲み話し込んでいました。

 ボランティア虹の会はこの講演会の他、一人暮らしのお年寄りへの手作り弁当の配達など幅広い事業を続けています。このような地域の福祉活動に対する長年の取り組みに対し今年度の四日市市社会福祉大会において市長表彰を受けています。

(2014年11月21日 ボランティア虹の会より情報提供がありました)



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