ツユクサ (露草) あおばな、ぼうしばな つゆくさ科
2009年9月3日
荒地、畑の畦、道端など普通に見かける草です。花は二つ折りになった大きな「包葉」に包まれていて、咲くときは「包葉」の外にのびだして開きます。ガク片3枚、花弁3枚、花弁は上の2枚は大きくて、鮮やかな水色ですが下の1枚は小さく白色で目立ちません。
花は半日で萎み花柱も雄蕊もくるくるとまいて「包葉」の中にしまわれます、此の時、葯と花柱が触れて「自家受粉」をします。
子ども達は青い花弁をハンカチに押し当て青く染めて遊びます。洗えばすぐ色が落ちるので「友禅染め」の下絵を描くのに使ったそうです。日本名は露を帯びた花、あおばなは花弁の色、ぼうしばなは「包葉」の形からそう呼ばれています。
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