シャガ  (射干)   あやめ科
2010年5月11日

古く中国から渡来したとの事ですが、今では至る所で林床に群落を作っています。元々日陰が好きな草です。学名が Iris japonicaと付けられていますから、もう日本の草です。

 一花ずつは地味な花ですが、群落になると見ごたえがあります、そして花の細部をよく見ると白地の花弁の中に黄色い突起があり、まわりに紫の斑点があります。造化の神様はどんな花でも手抜きをせずに、丁寧に作っておられます。此れは 南小松の中山寺さんの御堂の裏に咲いていました。        

           ほどほどの暗さがよけれ射干の花   今井 つる女



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