シロダモ (しろたぶ、たまがら) くすのき科 |
2011年12月16日 |
城跡の杜のシロダモの実が赤く色づいてきました。去年の秋咲いた花の実は1年を経てやっとあかくなりました。同じ枝先に今年の花が咲いています黄色い小さな花です。
アオキも同じように、秋から冬にかけて去年の実が赤く色づき同時に今年の花が咲きます。 タブノキとよく似ていますがシロダモの葉は裏が白くて3本の主脈がはっきりしているのでよく判ります。若葉は先が垂れ下がり、細かい毛があります。雌雄べつの株で、さて用途は公園に植えられているのを時たま見かけますがあまり目立つ木ではありません。
シロダモという名は葉の裏が白いからつけられたものでしょう。ダモの意味は牧野図鑑では不明としてあります。昔、父親がタブノキやシロダモの事をタモの木といっていたのでこのあたりの方言かもしれません。
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