ムラサキサギゴケ  (紫鷺苔)            ごまのはぐさ科
2009年5月12日


 田に畦など日当たりの良い湿った所が好きなようです。茎はせいぜい10cm前後、ランナーを伸ばして広がります。苔と名が付いていますが立派な〔顕花植物〕です。
 此処に紹介することにしたのは、雌しべ、の先について皆さんに関心を持って頂きたいと思ったからです。小さいので見にくいかも知れませんが、ルーペで雌しべ、の先を見てください、二枚貝のように二つに分かれています、その、内側が柱頭で花粉を受ける場所です、雌しべの先に軽く触れると、貝が蓋を閉じるように、口を閉じます。これを「柱頭運動」といってミゾホオズキやノウゼンカズラでも見られます。



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