ミゾカクシ (あぜむしろ) 溝隠し、畦筵       ききょう科
2009年9月29日


 湿地に生える小さな多年草、蔓は地を這い先が立ち上がって、白い小さな花を横向きにつけます。此の草は花が「性転換」をするので面白いと思って紹介します。

 そんな器用な草とは知らなかったのですが、長田先生の著書で知り早速ルーペを持って出かけました。雄蕊5本が先で1つになり此れを触ると花粉が出ます。花粉がなくなると雌蕊が伸びだして大きな柱頭が花の外に出て虫にこすられ受精能力が出来るという。自家受粉を避けるためでしょう。

 幸い近くにあったので幾日か通いましたが雄蕊の方は何とか分かりましたが、雌蕊に受精能力が出来たかどうかは判りませんでした。




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