クサソテツ  (こごみ)  いわでんだ科  
2011年4月26日


 北鈴鹿の谷合や川べりに群生することがあります。植物分布地理学上の希少種で内部川の川原にも見ることができます。シダの仲間ですから花は咲きません。葉に2つの形があって先に栄養葉が出てのち胞子葉が伸びます。

 さて、このシダの分類ですが,保育社の「羊歯植物図鑑」では(おしだ科)となっており「牧野図鑑」では(うらぼし科)、トンボ出版の「写真でわかるシダ図鑑」では(いわでんだ科)、「三重県のシダ植物」では(おしだ科)となっておりどれが本当なのか迷ってしまいます。

 クサソテツと言ってはなじみのない方も「コゴミ」といえばこの季節スーパーの野菜売り場にパックにつめて売っているのはご存知でしょう。春の山菜として、タラの芽、シドキ、ヤマウド、ワラビ、ゼンマイなどと共に、よく知られているはずです。「コゴミ」という名は栄養葉が出るときにくるりと巻いた形で出てくるところから、かがんでいるとみて「こごむ=屈む」から転訛したものといいます。


ページトップ

前のページに戻る