クロバイ (ハイノキ) はいのき科 |
2009年4月29日 |
采女北山にはアラカシやコナラに混じってかなり良く見かける木です。幹は黒灰色で、滑らかな常緑樹で葉は光沢があり、アラカシより小ぶりです。
4月末から5月にかけて総状花序をだし白い小さな花をびっしりとつけ木全体が白く見えるほどです。木の下に立つと良い香りがします。大きな木になるので、花時には良く目立ちます。
和名の由来は古くから此の木の灰を染物の媒染剤として使ったことによるとのことです。それでハイノキといわれます。クロバイがあればシロバイもあります、シロバイといってもサイレンを鳴らして追いかけてくるのではありません。
〔白灰〕は暖かい西日本から台湾、中国にかけて分布し、クロバイより小さく高さは3〜4メートル木肌が暗灰色なのでクロバイに対して名づけたのでしょう。この辺りでは先ず見かけないでしょう。
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