コウヤボウキ  (古名 タマボウキ)       きく科
2010年11月30日

 日当たりのよい丘陵地の雑木林に生える低木、草だと思っている人も多いのではないかと思います。丈は50〜60cm、秋の花は春にくらべると地味な花が多いがこの花も草むらの中に少し汚れた白い花を咲かしています、細い枝先に一塊の花を付けています。

「コウヤボウキ」の名の由来ですが、平凡社版の図鑑によると、高野山では昔は竹を植えることを禁じたので、此の枝で箒を作ったことから此の名が出来た。また京都の伏見では、酒作りの泡落しに用いるとの説明があります。






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