キランソウ (じごくのかまのふた) しそ科 |
2011年4月16日 |
変わった名前の草です。キランソウは意味不明、別名のジゴクノカマノフタは葉がロゼット状に広がり茎もまた地を這って拡がり地面に蓋をした状態になるところからつけられたとも言います。
また民間薬として高血圧、鎮咳,去痰、解熱、に効果があり、生葉の汁葉、切り傷、やけどに効くとのことで、ジゴクノカマに蓋をして病人を追い返すところから名付けられたとも言います。
道傍や草原でよく見かけましたが、近ごろ少し少なくなったのかあまり見かけません。写真は内部川河川敷のものです。
九州ではこの草を医者殺しと呼ぶそうですが、四国ではセンブリを医者殺しと呼ぶそうで、何れも薬効があるのでしょう。
同じような仲間にジュウニヒトエがあり、庭の修景に植えられていますし、ニシキゴロモは鈴鹿山系の麓の林下で見受けますが、多くは有りません。何れも茎が立ち上がるのでキランソウと間違えることはありありません。
ページトップ
前のページに戻る