トップページ
>うつべのできごと>
かわらばん
>2026年
プロの劇団による演劇で学ぶ
ニセ警察官詐欺の実態
連日多くの特殊詐欺のニュースが報道されるなか、警察官をかたって地方の高齢女性から一千万円を搾取する寸劇が7月5日(日)波木が丘町集会所でありました。
この演劇は三重県警察本部が委託事業の形で進めている「特殊詐欺等被害防止演劇」今年度70公演のひとつです。波木が丘町自治会が県警本部に申し込んで実現しました。
寸劇は約30分。舞台は集会所の一角を仕切って置かれた2脚のテーブルと椅子、その上に置かれた電話とスマホとパソコンだけ。出演は俳優3人と他にディレクター1名。左右に分かれて置かれたテーブルの一方はタイと思われる外国、他方は三重県に住む高年齢女性という設定。俳優は舞台の進行に合わせて背後のカーテン(楽屋)に出入りして場面が切り替わります。
舞台はかけ子がリクルートされて到着したところから始まり、ボスの指示でリストの電話番号にかけ、相手の女性を言葉巧みに誘導してATMから一千万円を振り込ませ、一瞬で老後資金のすべてを奪われ絶望の淵に落とされた被害女性の悲嘆にくれる姿で終わりました。
実際に発生した事例を基に作られたシナリオは「ニセ警察詐欺」の手口が詳細に再現され、劇中では、福岡県警を名乗る偽警察官が登場し、被害者を巧妙に騙し、畳みかけるようにして追い込んでゆく過程が演じられました。
演じたのは鈴鹿市の「演劇集団青の会」の皆さん。よくとおる大きな声と迫力のある語り口に観客は舞台の世界に引き込まれ、詐欺の怖さと生活を壊され、心に傷を負って後悔にくれる被害者の悲惨さを実感できました。演劇のすごさに感動しました。
この後四日市南署の署員から管内における特殊詐欺の実態と詐欺にかからないための心構えについての話がありました。令和8年5月時点の三重県内の特殊詐欺(全部で13類型ある)は342件、被害額20億2290万円に上ります。 (
https://www.police.pref.mie.jp/safety_info/tokusyu_sagi%20hasseijyoukyou.html
)
被害にあわないためには、とにかく立ち止まってひと呼吸置くこと、身近な人に相談する、通話録音警告記の取り付け(警察による無償貸し出し実施中)、スマホには特殊詐欺対策アプリの利用(無料)を呼びかけていました。
(2026年7月5日 波木が丘町自治会住民より情報提供がありました)
ページトップ
前のページに戻る