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地域の高齢者助け合い活動
波木が丘フレンドリーネットができました
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. 設立の経過
波木が丘町は1980年代前半にできた住宅団地で、その当時入居した住民が多く、高齢化が進んでいます。高齢化率は、今年の4月現在47.7%と内部地区では最も高くなっています。
そんな地域であるため、高齢化に伴う課題も多く、地域での暮らしを維持するためには助け合いが必要だとの声が出ていました。その声を受けて、令和5年度の自治会では、高齢者の助け合い活動の必要性や参加希望に関するアンケートを行い、それに基づいた助け合い組織づくりを検討してきました。
波木が丘プチフェス(10月)に出展
健康チェックと会員募集を実施
令和5年の秋からは、四日市市社会福祉協議会の助言を受けながら本格的に組織作りに取り組み、本年2月住民どうしの有償ボランティアによる助け合い組織「波木が丘フレンドリーネット」が出来ました。 また、立ち上げと同時に、四日市市の「住民主体サービス実施団体登録」を申請し、訪問型サービスを行う団体として登録されました。
2、実際の活動状況
4月から5月は活動の準備期間として、活動の流れに沿って必要な書類の整備や住民への説明会を実施し、6月から具体的な活動を始めました。 なお、会員は、支援者と依頼者、協賛者の3つのタイプがありますが、お互いに助け助けあうという会の趣旨から、年会費は全て1000円となっています。
活動開始当初の会員数と10月末現在の会員数は、表のようになっており、徐々に増加しています。 活動の依頼は、4名のコーディネーターが2名ずづの組になって、毎週水曜日の午後に地区の集会所に待機して受けつます。実際の依頼内容は、庭木の枝切りや草取り、病院への付き添いが多くあります。ちなみに、10月の依頼内容と件数は、庭木の伐採1、室内清掃1,ゴミ出し3,買い物代行1,病院付き添い5件でした。
草取り前
草取り後
3. 活動を始めてみて
活動を始めて、5か月が経ちました。実際にやってみると依頼があった時に依頼者と支援者で実施内容や謝金についてよく打ち合わせておくことが大切なことがわかってきました。また、そのようなやり取りの中で、町内でのコミュニケーションの機会が増え、互いに知り合いになることが多くなってきました。これこそが、助け合い活動の成果ではないかと思っています。気負うことなく、支援者が疲れてしまわないよう、できる範囲でやっていく(できない場合はお断りすることもある)ことを基本に活動を継続していきたいと思います。
なお、私たちの活動についてお知りになりたい、うちの町内でもやってみたいということでしたら、遠慮なくご連絡ください。
<連絡先>
フレンドリーネット事務局:059-324-9974(毎週水曜日午後2時~4時)
メール: hagigaokafn@gmail.com
(2024年11月13日波木が丘フレンドリーネットより情報提供がありました)
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