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采女城跡登城口に冠木門設置

 
9月17日(土)四日市中央ライオンズクラブからの寄贈により采女城跡の登城口に冠木門(かぶきもん)が設置されました。冠木門(かぶきもん)とは左右の門柱の上部に貫(ぬき)を通しただけの門をいい、近年は山城や関所跡などに復元設置されています。

 2013年より奉仕活動として木道設置や枯れ木伐採、桜の植樹など采女城跡の整備に継続的に取り組んでこられた四日市中央ライオンズクラブ様より采女城跡保存会に対し同クラブ創立50周年記念事業として冠木門寄贈の申し出があり、現在の登城口に設置することになりました。
 
采女城の大手口に冠木門があったとの記録はなくまたその場所も諸説ありますが、現在は足見川が内部川に合流する左岸沿いにある登城口が唯一の登城口となっていて、采女城跡保存会による案内板もここに設置されていることからこの場所に設置することになったものです。

  多くの小中学生が毎日通学している市道に面して建てられた冠木門は間口2.6m、高さ3m、両袖に3.7mと7.4mの柵を巡らせた本格的かつ大がかりな構造物で、采女城跡にふさわしいシンボルが誕生しました。この道を毎日通学する小中学生にも郷土の歴史遺産として記憶に残ることでしょう。

 (2022年9月17日 采女城跡保存会より情報提供がありました。)


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