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「内部ホタルの里を育てる会」によるホタル教室開催

  新型コロナウィルスの感染拡大が進む中、国の「緊急事態宣言」が発せられ、小中高校の休校と共に各人の外出自粛が厳しく求められ、子供達にとってもストレスの溜まる日々が続きました。
 内部地区に於いても各行事の大半が中止となる中、6月に入り、内部ホタルの里を育てる会(河辺代表)によるホタル教室が開催されました。

  内部ホタルの里を育てる会は、これまで各地区で実施していたホタル観察は中止と決め、その旨を伝達すべく5月に学校側と打ち合わせを行った話し合いで、学校側より「是非、ホタル教室を実行してほしい」との強い要請を受け、何とか実行できないか検討を計った結果、感染予防対策を考慮して、2か所でのホタル教室と東小学校のトンボ・ホタル池にてホタル観察会を非公開で実施することを決めました。
  内部ホタルを育てる会は学校側の要請に応えるために準備に入り、具体的に以下のことを取り纏めました。
  6/4 内部小学校の3年生/2組を対象としたホタル教室
     3蜜を避ける為クラス別で学習し、観察でも前半と後半のグループ分けを徹底しました。
  6/6 内部東小学校のトンボ・ホタル池にて、参加者十数名が野外ホタル観察を行う。
  6/8 内部東小学校3年生/3組を対象としたホタル教室

内部小学校でのホタル教室
内部東小学校でのホタル教室

 ホタル教室では、一人一匹のホタルを貰ってホタル観察を行いました。参加者等は、暗幕の引かれた教室をホタルがひかり輝いて飛ぶと校舎内に歓喜を響かせて追いかけました。

  「内部ホタルの里を育てる会」によるホタル教室の学び
 内部ホタルの里を育てる会は、内部地区の小学校に通学する小学生を対象に、小学3年生でホタル教室、そして5年生で田んぼ体験会を実施しています。 このような自然教室、農業体験を通して、内部地区の自然・農業・ホタル生息の里山の大切さを学び、それが将来の内部地区の豊かな自然を守る力になるとの思いで活動を行っています。
  具体的なホタルの学びの内容は、
①何故、内部地区にはホタルがいるのか?
②ホタルの種類と生涯(生活史)
③ホタルの野外観察をするときのポイントと注意点 等の説明を実施しています。

 (2020年6月20日 内部ホタルを育てる会の河辺代表より原稿を頂き広報部が編集しました) 



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