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小古曽町 自主防災隊員訓練を実施


 小古曽町自治会&自主防災会は5月12日(日)に「春の防災訓練」として「防災隊員訓練」を行い防災隊員51名が参加しました。
 小古曽町の防災訓練は一年毎に「住民避難訓練」と「防災隊員訓練」を交互に行っています。

 今年の防災訓練は、熊野灘を震源地とするマグニチュード8.4の巨大地震が発生したとの想定で、本部班、情報班、給食給水班、救護班、救出救護班、初期消火班、避難誘導班が「防災隊員訓練」を行いました。
  8時20分から各班の班長が防災隊員の出席者確認点呼、出席者数確認を受けた本部班班長が隊長へ人員の報告をしました。
  8時30分からは防災隊員共通訓練で「自主防災組織について」の講義を行い「自主防災会の役割」を学びました。

 9時00分から災害対策本部を小古曽町公民館北駐車場に設置。各班に分かれ、防災隊員の訓練を行いました。

 本部班は、町内7箇所の緊急避難地に出向いた避難誘導班と簡易無線で避難情報の模擬情報で受発信確認・訓練を実施しました。
 昨年11月に内部地区総合防災訓練の本部で簡易無線が使用され、交信のトラブルがありました。自主防災会では「簡易無線交信マニュアル」を作成し、試行訓練を行いました。
 情報班は、インバーター発電機を稼働させてパソコンを稼働。各組長が模擬で作成した「災害情報・避難情報・通報用紙」をパソコンに入力し自動集計して集計表をプリンターで印刷・掲示をしました。今回がこのシステムの使用が3回目になり、班員の入力も早くなりました。

 給食給水班は、備蓄非常食の「アルファー米の炊き出し訓練」を行い、出来上がったアルファー米を訓練参加者にパック詰めして配布(お持ち帰り)しました。
  救護班は、南消防署員の指導で心肺蘇生・AED講習、普通救命講習の3時間コースを受講していますが、今回は、指導員が日程調整ができず、医療備蓄品の点検等を行いました。
  救出救護班は、救出工具類の取り扱いや搬送器具(担架等)を使って実技講習した。倒壊家屋からの救出訓練も実施しました。
  初期消火班は、内部消防分団指導の下、消火栓開閉及び消防ホースの基本操作、実放水及び操作連携を行いました。
 今回の訓練は、隊員一人一人の行動が迅速で予定時間より早く終わり、消防ホースでの実放水体験を多くの人が参加してもらいました。訓練の継続は、大切だと実感しました。今後もこのような訓練(継続は力なり)を繰り返し 住民一人一人の力で災害に強い町小古曽町の実現に向けて様々な防災活動に取り組んでいきます。


(2019年5月12日 小古曽町自治会より情報提供がありました)



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