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采女城跡保存会の作業小屋完成
采女城跡の整備・保全活動を行っている采女城跡保存会の活動拠点となる作業小屋が一の郭の一角に完成しました。
周囲の環境に配慮した素朴なデザインの小ぶりな小屋には作業資材や道具・工具類を保管することにしています。なお、安全のため、小屋には道具と資材だけを置き、可燃物や危険物は置かないようにしています。
これまでは作業の都度運び上げていた負担が大きく改善されることになりました。
1年前から始まった小屋の建て方は会員の共同作業で進めてきましたが、中心となって作業を進めたのは窪田守さんです。棟梁として小屋の設計から材料手配、作業管理、現場監督まで建て方全般を指揮する傍ら、大工として細かいところまで手を加え、立派な小屋を作り上げました。
采女城跡は史跡として広く知られているだけでなく、四日市市の市民緑地に指定され多くの人が訪れています。郷土の宝采女城跡を次の時代につなげてゆくため、采女城跡保存会はこれからも保全活動を続けてまいります。
しっかりした小屋組み
中は意外と広い
高床の床、
外壁は動物が侵入しないよう覆っています
風情ある竹筒の樋
(2019年11月25日 采女城跡保存会より情報提供がありました)
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