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平成30年度防災講演会
木田先生 おおいに語る!!
過去の災害の様子を知り、減災活動に生かそう |
平成30年10月20目(土)内部小学校体育館に於いて、内部地区自主防災協議会主催の平成30年度防災講演会が開催されました。
講師は、前内部地区人権教育推進協議会会長の木田冨喜二先生で、内部地区に75年 間居住し、その間に発生した災害の記憶と教訓を、参加者約200人を前に、精力的に話を していただきました。
先生の記憶に残る地震は15件で、その中1944年に発生した東南海地震は、死者23人、全壊家 屋1265棟の被害を四日市にもたらしました。
又、先生の最も強く記憶に残る台風・風水害は、昭和34年9月の伊勢湾台風で、死者115人、全半懐家屋は3695棟の被害を四日市にもたらしました。
当日の様子、道路・鉄道の状 況、帰宅時の混乱、救援物資の準備(炊き出し・給水)等、先生の体験を生々しく聴くこと ができました。
災害事例から得られる教訓として、以下の減災への対応策の話がありました。
① 日常から隣近所の関係を密にし、コミュニティを大切にする。
② 家庭内の不要物・家具の整理をしておく。
③ 通電火災と地震・台風火災に注意する。
④ 災害時の給水活動は大切である。
⑤ 避難は徒歩(原則)か、車かよく考えて行う。
⑥ 水流が遡上してくる。河川の水量判断は注意する。
参加者より、次のような感想がありました。
「災害の整理が出来て良かった。」、
「先生は、自 分の命は自分で守る。災害時は親も子もない。とに角逃げて自分の命を守れと言われた が、自分にできるだろうか?」、
「家族で災害時の対応について話し合う。」、
「一度逃げたら、 忘れ物を取りに家に戻らないようにする。」、
「平時より、災害との付き合い方に、慣れておくこ とが大切だと思った。」
(2018年10月20日 内部地区自主防災協議会より情報提供がありました)
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