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四日市あすなろう鉄道
旧型車両に別れを惜しむラストラン

 四日市あすなろう鉄道のパステルカラーの最後の3車両が老朽化のため引退することになり、9月2日(日)記念イベントと最後の運行がありました。

 1編成3車両のうちの真ん中、ナローゲージの象徴ともいえる向かい合ったベンチシートの「122号車両」は、1949年(昭和24年)以来69年間、三重交通(1944年改称)―三重電気鉄道(1964年〃)―近畿日本鉄道(1965年〃)―四日市あすなろう鉄道(2015年〃)と会社を変えて歩んできましたが老朽化のため新造されることになりました。また同僚の2車両は改造されて、緑と白色のなろうグリーンに生まれ変わります。


 
 
   

 最後の運行を記念して四日市あすなろう鉄道四日市駅構内において記念式典が行われ、パステル車両の車体側面を飾ったイラストを描いた沿線の四日市南高校、四郷高校生徒への感謝状贈呈、あすなろう鉄道の運輸課長による車両運行の歴史と改造車両の説明、記念撮影会などがありました。

 駅構内は多くの鉄道ファンであふれ、ほとんどの人は14時に出発した最後の運行に乗り込み、内部駅までのラストランを楽しみました。内部駅では車庫に入る122号車を見守り、最後の姿を惜しんでいました。

 (2018年9月2日 社協広報部が取材しました)



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