トップページ>うつべのできごと>かわらばん>2018年


小古曽住民避難訓練と防災特別講演会

 小古曽町自治会&自主防災会は5月20日(日)に熊野灘を震源とするマグニチュード8.4の巨大地震を想定した「住民避難訓練」と「防災特別講演会」を行い、住民約310名が参加しました。

 8時から行われた訓練では住民が町内9個所にある緊急避難地に集合し、組長による避難住民の確認と今年新しく見直し作成した“小古曽町推奨避難経路”を使って災害対策本部の本部班と避難誘導班が簡易無線(トランシーバー)で災害情報・避難情報を受発信しながら、緊急避難所(小古曽町公民館)までの誘導を行いました。そして、避難住民の「災害情報・避難情報」の集計は、昨年同様パソコンシステムを使って行いました。

 
 訓練終了後、9時30分からアウトドア流防災ガイドの「あんどうりす」氏をお招きしての防災特別講演会 ”災害時に役立つアウトドアの知恵と工夫を学ぼう”と題して小学生11名を含め86名の住民が聴講しました。

 講師の「あんどう りすさん」は阪神・淡路大震災を被災された体験から、生き残るスキルを知るためにアウトドアの世界に入られました。その知識を生かし防災・防寒コーディネーターとして全国で年間100回以上の講演活動を展開されています。

 
 講演では、さらしを子供のおんぶや抱っこに活用する方法、防災グッズも紹介され、発光ダイオードライトのヘッドランプや笛は、毎日持ち歩くカバンに入れてと話されました。さらに防塵マスクや家具の転倒防止器具の紹介もありました。
 アウトドアでの子供のヘルメットは穴あきが良いなど、身近なことに新しい発見を見つけ、意識せずに日常生活に防災を取り込むスキルを実演を交えながら分かり易く講演でされ、聴講者の皆さんの身に付き、減災の手助けになったのではないかと思います。 機会があれば、今後もこの様な講演会を開催し、災害に強い町小古曽町の実現に向けて取り組んでいきます。

(2018年6月1日 小古曽町自主防会より情報提供がありました)



 
 
 


ページトップ

前のページに戻る