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戦国史跡巡り 彦根城と関ケ原古戦場跡


 彦根城は今年築城410年を迎え、さらに2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」が放送中とあって、特別展「井伊直虎から直政へ」を開催しています。 時を同じくして、史上最大の戦い「関ケ原」が初めてスペクタクル超大作として映画化され、話題となっています。

 ということで采女城跡保存会と内部地区社協が共催する今年の史跡巡りバスツアーは、天候に恵まれた10月11日(水)彦根城と関ケ原古戦場跡を見学しました。

 関ヶ原の後、慶長12年(1607)頃に築城されたといわれる彦根城は政治的な象徴としての外観の美しさだけでなく、堀と石垣に守られた城本来の機能である軍事的な面でも優れ,築城当時のまま残る天守は昭和27(1952)年に国宝に指定されています。城を囲んで張り巡らされた堀、高く積み上げられた石垣、複雑な縄張り、木造建築の美しさなど城を魅力をたっぷりと堪能しました。(なお、国宝天守は彦根・姫路・松本・犬山・松江だけ)。

 彦根城からバスで移動すること約1時間、関ケ原古戦場跡では笹尾山の石田三成の陣跡にのぼりました。関ケ原が一望できる展望台には武将たちが陣を張った位置が写真パネルで展示されていて、よく理解することが出来ました。遠くに見える家康の本陣、物見を決め込んだ小早川秀秋陣などを指し示しながらしばし歴史談議に花が咲きました。

 お城や古戦場とあって坂道や階段の多いコースでしたが、参加者は元気よく歩き、時宜を得た大変楽しいバスツアーでした。


 
(2017年10月11日 社協広報部が取材しました)

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