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ゆっくり迷走台風5号への対応
深夜に避難所開設

  8月6日(日)和歌山市付近に上陸し、琵琶湖東岸を北上して富山湾に向かった台風5号は8月7日(月)東海地方に最も接近し、三重県は豪雨、暴風に見舞われました。 内部地区の一部には、内部川の水位上昇により四日市市から避難勧告が出されました。幸いにも被害はなかったものの、この間行政と地区の防災団体は災害に備えた準備と対応を行っていました。

 強い風雨が吹き荒れた8月7日の日中から深夜に至る防災活動を広く地域の皆さんに知っていただくために、内部地区市民センターと内部地区自主防災協議会がとった今回の対応を以下にまとめました。

台風5号の様子(8月7日22時ごろ) 自主防対策本部 

 8月7日(月)
3時58分 津気象台大雨洪水警報発表
13時 四日市市が一次体制発表、地区市民センターは警戒態勢に入り、 内部地区自主防災協議会に通報
自主防は市民センターに災害対策本部を開設。東川会長以下自主防役員および連合自治会長、内部消防分団長が待機、自主防部員は自宅にて待機
15時 緊急分隊4名が内部地区市民センターに着任
館長指示により地区内のパトロール実施
17時15分 通常業務終了後も市民センター職員3名は引き続きセンターに待機
19時~20時 風雨強まる
20時 避難所要員(指定避難所開設担当者)4名着任
自主防本部は避難所リーダーに連絡
21時10分 内部川河原田水位観測所の水位が氾濫危険水位(2.5m)を越え2.7mとなったことを受けて、四日市市は北小松・南小松・釆女・小古曽の4地区に避難準備情報発表
避難所要員は避難所リーダーと共に内部中学校と内部東小学校に避難所を開設、避難者受け入れ
自主防本部役員が避難所を巡回
22時10分 北小松・南小松・釆女・小古曽4地区に避難勧告発表
車両5台(南消防署2、内部分団1、市広報車2)により地区内を広報
避難所に避難してきた人数は、内部中学校39名、内部東小学校28名
8月8日(火)
1時 風雨収まり、避難勧告解除
内部地区市民センターに詰めていた緊急分隊、センター職員は自宅待機
市民センター館長は引き続きセンターにて待機
1時30分ごろ 避難所閉鎖
避難所関係者(避難所要員、施設管理者、自主防本部役員と避難所リーダー)は備品倉庫への片づけなど後始末
2時30分 自主防対策本部解散
業務開始まで 市民センターにて1名待機

(2017年8月8日 社協広報部が取材しました)



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