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四日市足見川メガソーラー事業に係る
環境影響評価準備書の縦覧
















 四日市足見川メガソーラー合同会社が山田町、波木町および小林町に計画しているメガソーラー事業について、三重県環境影響評価条例に基づく環境影響評価準備書が作成され、内部地区市民センターで縦覧と意見の募集が行われています。縦覧期間は7月19日から9月1日まで。
 縦覧の情報は三重県のホームページにも掲載されています。
    http://www.pref.mie.lg.jp/EARTH/HP/000204287.htm

 また事業者である株式会社ジーヴァエナジーのホームページには全文が掲載され、ダウンロードできます。   http://zivaenergy.com/
 しかし環境影響評価準備書は11章、878ページのボリュームがあり、また内容も専門的で簡単に理解することはかなり難しい印象です。
 
 環境影響評価及び準備書はジーヴァエナジーから委託を受けた 一般財団法人三重県環境保全事業団が作成したものです。全体の総合的な評価としては、
「本事業の実施による影響を総合的に評価すると、直接的又は間接的な影響があり、回避することは困難な項目もありますが、適正な環境保全措置を実施することにより、本事業の実施に伴う影響は、国又は地方公共団体による環境の保全の観点からの施策に整合を図るとともに、事業者が実行可能な範囲内で回避・低減されているものと判断できます。」
という大変分かりにくく、事業者に都合の良い結論となっています。

 しかし事業予定地である95.00ha(改変区域:70.62ha、非改変区域:24.38ha)の緑に覆われた広大な里山が一旦鈍い銀色のパネル一色に置き換わってしまった 時、生態系や生活環境、景観への影響は「回避・低減」というレベルをはるかに凌駕する甚大なものとなることでしょう。

(2017年8月1日 社協広報部が取材しました)


 
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