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小古曽町自主防災会は5月14日(日)に春の防災訓練として「防災隊訓練」を行い、防災隊67名が参加しました。小古曽町の防災訓練は一年毎に「住民避難訓練」と「防災隊訓練」を交互に行っています。
今年の「防災隊訓練」は、熊野灘を震源地とするマグニチュード8.4の巨大地震が発生したとの想定で、本部班、情報班、救出救護班、初期消火班、避難誘導班、救護班の訓練を行いました。
最初に防災隊共通訓練で「自主防災組織について」の講義を行いました。その後本部班は小古曽町北駐車場に災害対策本部(いつもは小古曽町公民館内で訓練)を設置。町内9箇所の緊急避難地に出向いた避難誘導班との間で簡易無線(トランシーバー)による避難情報の受発信訓練を実施しました。避難誘導班は、現在の小古曽町避難マップが適正か今回の訓練に基づいて見直す予定です。
情報班は、組ごとの「災害情報・避難情報・通報用紙」を各組長から受け取り、一昨年に情報集計作業迅速化の為に構築したパソコンシステムで自動集計して印刷しました。電源は今回初めてインバーターエンジン発動機を稼働させて行いました。正常に稼働したので、災害時も使えることが確認されました。
救出救護班は救出工具類の取り扱いや搬送器具(担架等)を使った実技講習と倒壊家屋からの救出訓練も実施しました。
初期消火班は、内部消防分団指導の下、消火栓開閉消防ホースの基本操作、実放水及び操作連携を行いました。
救護班は、14名が、南消防署員の指導で心肺蘇生・AED講習、普通救命講習の3時間コースを受講しました。子供育成会の役員も4名受講しました。夏のプール監視に役立ってくれると受講の価値があります。
今回の訓練は、小古曽町公民館が緊急避難所になり、館内に災害対策本部が設置できない実際の災害発生を想定した訓練であり、実態に即したよい訓練となりました。これからもこのような訓練(継続は力なり)を繰り返し、災害に強い町小古曽町の実現に向けて様々な防災活動に取り組んでいきます。
(2017年5月14日 小古曽町自主防災会より情報提供がありました)
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