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史跡巡りバスツアー
晴天に恵まれ、絶好の行楽日和となった10月12日(水)今年の史跡巡りバスツアーは信長・秀吉・家康が天下を目指して争いを繰り広げる舞台となった濃尾平野の北に位置する小牧城と犬山城を訪ねました。
一行42名は最初に小牧城を訪れました。この城は名古屋の実業家が私財を投じて昭和42年に建てた鉄筋コンクリート製の城で、小牧市に寄贈され中は小牧市歴史館となっています。
小牧城は1563年(永禄6年)に織田信長が小牧山に築城して清州から居城を移したのが始まりです。濃尾平野の中央にあって周囲が一望できるこの地に織田信長が城を築いた歴史的意味は大きく、堅固な石垣を組み、初めて天守を設けた城として、さらに麓には戦に専従する家臣たちを住まわせ、兵農分離の城下町を日本で最初につくったこと、小牧の後に続く岐阜、安土のまちづくりの元となったことなど、現地で案内していただいた語り部さんは実に分かりやすく説明してくれました。この語り部さんは豊富な知識と地元愛にあふれた語り口でまさにボランティアガイドのお手本にしたいような方でした。
昼食の後は木曽川のほとりの小高い山に建てられた犬山城に向かいました。室町時代の1537年(天文6年)織田信長の叔父織田信康によって築城された城は現存する最古の様式といわれ1935年(昭和10年)に国宝に指定されました。こちらにはガイドはなく思い思いに、幾多の戦乱をくぐり抜け、修復を繰り返して今に伝えられた犬山城天守閣を見て回りました。
(2016年10月12日 社協広報部が取材しました)
楽しくてためになるお話ありがとうございました
発掘調査で現れた石垣
眼下に広がる県営名古屋空港には
あのMRJが2機見えました
国宝四城のうち最古の犬山城
大きな木組みと急な階段
古い家並が保存されている犬山城下町
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