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四日市市新総合ごみ処理施設「四日市クリーンセンター」見学
 

 波木が丘長寿会有志の12人は5月17日(火)、操業開始したばかりの四日市市新総合ごみ処理施設「四日市クリーンセンター」を見学しました。

 昭和48年以来、四日市市民のごみを焼却処理してきた北部清掃工場の老朽化に伴う更新として、また南部埋め立て処分場が今後10年以内で満杯となることから埋め立てごみの大幅な削減が必要なこと、ほか熱エネルギー回収、周辺環境への排出負荷の低減等々多くの理由から最新技術のごみ処理施設が建設されたとのことです。 すぐ近くには東芝の半導体工場がある、四日市市垂坂町の旧清掃工場横に建設された新施設は大きくてきれいな建物でした。
ゴミの受け入れピット。深さ29mまで目盛があり、今のレベルは19m。
燃焼を均一にするためにクレーンで掴んでは落とし、撹拌している。
とにかくスケールが大きい。掴んでいる爪は直径4.5m。

 広びろとしたロビーはホテルのような感じで、大勢の見学者に対応できます。見学コースは大きな窓から中の施設を見ることができ、至る所でモニターによる説明があったり、最近はやりのプロジェクションマッピングがあったり、何よりびっくりはごみ・ほこりはもちろん、一切臭わないことです。約1時間、技術の進歩に驚き、スケールの大きさに感心しながら見て回りました。市内の小学校や全国の自治体からの見学も多く来ているとのことでした。

 新工場の売りは1800度で燃やすガス化溶融炉と破砕処理施設です。4月からの24時間連続操業で、ほとんどのごみはこの施設で処理でき、埋め立てごみはほとんどないくらいに減少しているとのこと。しかし燃やせるからといってなんでもごみに出すのではなく、基本は
「リデュース・リユース・リサイクル」の3Rということをしっかりと叩き込まれました。2人以上であれば見学できるとのこと、一見の価値は大いにあります。皆さんもどうぞ見学されてはいかがでしょうか。

 職員の方の丁寧なご案内に感謝いたします。 詳しくは新総合ごみ処理施設整備事業四日市公式サイトはをご覧ください。

  (2016年5月23日 波木が丘長寿会より情報提供がありました)


完成した新総合ごみ処理施設。
(四日市市ホームページより )
見学コースはホテルの廊下のよう 。  ゴミ収集車の投入。ゴミの受け入れピットが負圧になっているので臭いが出ない構造。
溶融炉の底部。ちょうど排出の様子を見ることができました。 発電機室。発電の様子をプロジェクションマッピングで解説しています。
こどもに大人気とのこと。
以前のごみ焼却工場。

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