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平成27年度内部地区総合防災訓練


 内部地区自主防災協議会が主催する地区総合防災訓練が11月29日(日)内部地区市民センターと地区内の小・中学校3校を会場として開催されました。

 内部地区では年2回、5-6月と11月に訓練を行っています。5-6月の訓練は各自治会単位で開催し、一時避難所へ安全に避難することを目的とする訓練ですが、11月の訓練は家庭にいては危険なため指定避難所に避難して身の安全を確保することが目的です。
内部地区市民センターに置かれた災害対策本部
各町から歩いて、被害状況を報告しています
 
 今年の訓練は新しく見直したマニュアルに基づいて、それぞれの会場で各役割が混乱しないよう組織的に機能するか確認することを目的としています。 内部地区市民センターには災害対策本部を開設、小・中3校には指定避難所が開設され、以下の地区住民が訓練に参加しました。
  ・内部小学校には釆女西・釆女中・釆女南・南小松・北小松・
   采女が丘から213人、
  ・内部東小学校には釆女北・小古曽・東原・高塚・森が山・泉・
   中堀から178人、
  ・内部中学校には貝家・波木・波木第二・波木第三・波木が丘・
   波木南台から172人、
  ・内部中学校から吹奏楽部とテニス部の生徒45人
市民センターの同報型
行政防災無線、
訓練情報を放送しましす

 訓練はシナリオに沿って進められ、今年も待機時間を利用した市危機管理室による出前講座がありましたが、東小避難所では防災備品の展示と説明など、独自の取り組みが見られました。

 指定避難所では訓練の最後に講評が行われましたが、東小避難所で講評された須藤自主防副会長は訓練の目的・意義について分かりやすく説明され、
「特に指定避難所に避難してくるまでのこと、即ち各自治会・各組での防災への取組み・訓練やご近所同士の日頃の助け合いと、最も大事なことは各家庭での自身の命を守る備えが重要である」ことを強調されました。
本部・各指定避難所間の情報のやり取りに使われる行政防災無線
(2015年11月29日 社協広報部が取材しました)

内部中学校指定避難所に集合する住民  地域の被害状況説明   危機管理室による出前講座
全戸配布した防災手帳の説明
 
防災備品の説明 消防分団員による応急手当講習 担架の組み立てと搬送訓練

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