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史跡巡りバスツァー
近江八幡城跡と城下町(近江商人の町並み・八幡堀)を訪ねて

 
 秋晴れに恵まれた10月13日(火)内部地区社会協議会と采女城跡保存会が主催する今年の史跡巡りバスツァー43名は近江の八幡山の城下をたずねました。

 八幡山は標高271.9mにあり、天正13年に豊臣秀次公が居城を築いた要害の地。山頂まではロープウェイ(4分)にて登ります。八幡城址は石垣を残すのみ。その先には日蓮宗唯一の門跡由著寺院瑞龍寺があります。



 徳川三代将軍家光公から京都二条城内の殿舎一宇を当時の客殿として寄進され、荘厳を極めたが惜しくも天明8年の大火によって焼失。昭和36年に寺は京都から八幡城址に移築せられ、原型に復元竣工されました。 瑞龍寺の由緒・沿革については14代住職・事務局長より法話及び説明を受けより理解を深めました。






 この日は天候もよく八幡山からは近江八幡の町並みと琵琶湖が一望のできる絶景地が楽しめました。近江商人とは、近江国外へ進出して活動した商人のことを近江商人と言い、活動地域が近江国内に限定される商人は「地商い」と呼ばれて区別されていたそうです。近江商人が暮らし活躍した新町通りの町並みには旧西川家住宅が、その他町並みには生活の知恵などが反映されていました。



 地場産業として八幡瓦があり、レンガ造りの工場の煙突を文化遺産に登録申請をしています。また、商業の流通路として八幡堀があり、その八幡堀巡り(日牟禮八幡宮~新町浜~赤煉瓦工場跡)の往復を楽しんで来ました。時間の関係上部分的な所しか散策が出来ませんでしたがガイドさんに町並みを紹介していただきました。

(2015年10月13日 采女城跡保存会より情報提供がありました)


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