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第10回お月見コンサート インうつべ
過ごしやすい初秋の夕べを音楽と過ごす恒例のお月見コンサート。第10回となる今年のお月見コンサートはひんやりとした秋の涼気のなか、10月3日(土)18時から内部東小学校で開かれ、集まった380名の聴衆はクラシックの名曲や懐かしい日本の歌の独唱、重唱に聞き入りました。
この催しは内部地区社会福祉協議会ハートフルコンサート実行委員会が主催し、平成8年にスタート。当初は入場料が必要でしたがその後平成18年からはお月見コンサートと名前を変え、誰もが楽しめる音楽会として続いています。
コンサートは二重唱『乾杯の歌』で始まり 、シューベルトのアべマリアはテノールの神田さんがカッチーニのアベマリアはソプラノの馬場さんが独唱されました。神田さんの体育館にひびき渡るような見事な声量に圧倒させられました。馬場さんの美しい歌声、高い音程のところでさえも、うっとりするようなソプラノに聞く人々にはアルファー波が満ちあふれてきました。
『オペラ・アリアより』
1つ1つの曲を丁寧に皆によく理解できるように歌う前に解説してくださいます。ピアノの星合さんとのイキもぴったり。会場はとてもいい雰囲気で進行していきます。
『オペッタより』
舞台でやっているようにジェスチャーを交えて、歌詞も本来イタリア語が主ですが日本語で歌ってくださり、皆馬場さん神田さんの歌声に引き込まれていきます。
ここで『みんなで歌いましょう・紅葉』を入れてくださりプログラムの後ろに書いてある 歌詞を見ながらとりあえず1番を歌います。お二人のさすが!と思わせる指導のもと会場 の皆も気持ちよく歌うことができました。
そして『日本の歌』1曲1曲を丁寧に心を込めて歌の中にその情景が浮かぶように歌って くださいました。 最後にアンコールを入れてくださりいっぱいの拍手で終わりました。
なお今回も内部っ子はげまし隊と釆女城跡保存会(総勢22名)が舞台資材の準備と設営を担当しました。
(2015年10月3日 社協広報部が取材しました)
舞台背景に竹・ススキ・萩などの秋の植物を飾る内部っ子はげまし隊
400席の客席はほぼいっぱいに埋まりました
息の合った掛け合い、やり取りで観客を魅了しました
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