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第31回 内部川清掃

 例年七夕の時期の日曜日に行われてきた内部川清掃、今年は雨のため7月12日(日)に行われました。

 一週間の延期で参加者の減少が心配されましたが、いつものように地域の自治会や団体から1,700人(現地参加者を含めて)が内部小学校に集まりました。参加者は7組の清掃グループと3組のアレチウリ駆除グループに分かれ、それぞれ担当の区域の清掃に向かいました。 

 年を追うごとにゴミも減り、全体ではほぼ昨年並みの量でしたが、河原にはバイクや自転車などの大型ごみがあり、また車の多い県道沿いの土手にはたくさんのごみが捨てられていていました。社協須藤会長が冒頭挨拶されましたように、大人から子供まで大勢の住民が土手や河原に分け入り、また道路側溝まで下りてごみを拾うという実践こそがごみを捨てないという気持ちを育み、多くの人へのアピールとなるのではないでしょうか。

 また三重県では唯一内部川で取り組んでいるアレチウリ駆除は毎年行ってきた区域では株数が激減するという効果が表れています。一方数年前から上流の足見川ではアレチウリが増えていることから、今年は範囲を広げ足見川の2か所を加えて駆除を行いました。

 内部のこの催しは、伊勢湾流域圏の三重県・愛知県・岐阜県・名古屋市が連携して取り組む「平成27年度伊勢湾 森・川・海のクリーンアップ大作戦」に参加しています。このような住民主体の取り組みにより内部川が合流する鈴鹿川河口に近い吉崎海岸ではウミガメが産卵に訪れるようになっています。それぞれのホームページをご覧ください。

(2015年7月12日 社協広報部が取材しました)

采女城跡入り口に向かう市道沿い 内部川左岸側 通学路でもある足見川左岸のごみを拾う中学生
 
 貝家橋から内部小間の県道沿いはドライバーが捨てるごみがいっぱい ごみつかみと手袋どの清掃道具は三重県から寄付していただきました 今年から新たに始めた波木町宮橋上流でのアレチウリの駆除
   
川の中まで入って拾いました    消防分団車庫に集められたゴミの山 バイクは回収するわけにいきませんでした 

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