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内部地区に2つ目の指定文化財
中山寺のモッコクが市の天然記念物指定

  四日市市は余暇吉市文化財保護審議会の答申を受けて、貝家町中山寺のモッコクを四日市市指定天然記念物に指定したと8月8日発表しました。 詳しくは「平成26年08年08日 記者発表資料 市指定天然記念物の指定について」を参照ください。

 中山寺の本堂裏に聳えるモッコクは樹高13.2m、根元幹回り6.9mあり全国最大級の木。 市の発表資料によれば、モッコクは樹形が良く庭木として珍重されていますが、自然の中では比較的人里近い所に生えるために、長い年月にわたって生き続けることは難しく、また庭では絶えず剪定作業が行われて、数mを超えないような手入れがなされてるため巨木は少ないとされています。


 うつべ町かど博物館発行の「わが町再発見」によれば、三重県林政課と(社)三重県緑化推進協会が発行した北勢地方の巨樹・名木30本のうちに選ばれていてます。中山寺が南小松の現在の地に再建されたときに植えられたと伝えられていることから、樹齢450年以上(市の記者発表資料では300年超)と推定されています。








 内部地区には市指定文化財はこれまで上品寺の釈迦如来像1件しかありませんでしたが、これにより2件となりました。しかし四日市市の指定文化財は107件あり、内部地区の割合が少ないのは残念なことです。内部地区には著名な史跡・旧蹟である采女城跡や杖衝坂、采女一里塚があります。これらが何らかの形で公的な指定がなされることを願ってやみません。



(2014年8月20日 社協広報部が取材しました)

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