9月3日(火)采女町の坂正春さんの田圃で内部小学校5年生が稲刈りを行いました。約4ヶ月半前の4月22日に自分たちで植えた苗は145日を経て黄色く実り、稲穂は重く垂れていました。 今日の作業は稲刈りと脱穀です。今ではコンバインで一挙に稲刈り・脱穀・袋詰めまで行われますが、今回は昔ながらの手作業で行います。 5年生全員の96人は坂さんの話を聞いてから、1人ずつ3株をのこぎり鎌で刈取り、わらで束に縛り、千歯こぎと足踏み式脱穀機で脱穀していきました。千歯こぎは江戸時代以降に使われて、足踏み式は大正時代以降にできたということも勉強しました。 この日は数日前から秋雨前線が本州付近に停滞し、不安定な天候で、1回目が済んだところで雨が降り始め、内部自動車さんの工場に一時避難させてもらいました。そのまま終了となりましたが、子どもたちは全員が一通りの作業を体験できました。 このあと乾燥まで生徒が教室で行い、その後の籾摺り・風選・精米の工程は坂さんが機械で行うとのことでした。生徒たちは11月の自然教室でこのお米を飯盒炊爨で食べるそうです。 (2013年9月3日 社協広報部が取材しました)
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