8月3日(日)夏休み子ども教室第3弾、内部川探検が行われ親子合わせて63人が参加しました。 内部川の水生生物を調べて川の汚れ具合を判定するこの内部川探検は平成14年から行われ、今年で11回目になります。 参加者は講師の市環境学習センターの先生から説明を受けた後、タモやバケツなどの道具を受け取って新矢矧橋上流の内部川へ移動。採集の仕方の指導を受けてから川の中へ。草むらに隠れている魚やえび、川底の石を返して張り付いている生き物をとってバケツに移していました。 水温は27度でしたが川面には風があって涼しく、子どもたちは大物に歓声を上げたり、先生に名前を教えてもらったり、元気いっぱい楽しんでいました。 この日はきれいな川に住むヤマトビケラをはじめ20種以上の生き物が見られましたが、汚い川に住むサカマキガイやアメリカザリガニなどが多く見つかり、全体の結果では「水質等級Ⅳ大変汚い水」の判定となりました。 これまで内部川の水質はずっと「水質等級Ⅱ少し汚い水」でしたが、今年の結果について講師の先生の話では「今年の夏は雨が少なかったこと、河川改修が行われていて生態系が安定していないのではないか」が原因として考えられるとのことでした。 この催しは内部地区社会福祉協議会が主催し、市環境学習センターから講師の先生の派遣と機材の準備、昼のカレーの調理は婦人会、現地の休憩テントの設営や安全監視を内部っ子はげまし隊、会場準備を地区市民センターが行う等総勢28名が支援しました。なお環境学習センターでは同じような出前講座を内部川の他、鹿化川(川島地区)、鈴鹿川(楠地区)でも行うとのことでした。 (2013年8月3日 社協広報部が取材しました)
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