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「伊勢街道を歩く」講演会
 うつべ町かど博物館では今年が伊勢神宮の式年遷宮にあたることから、リニューアル1周年を記念する行事として伊勢街道に因んだ講演会と、パネル展示を企画し、2月11日(月・祝日)四日市市博物館学芸員廣瀬毅氏を講師にお招きして記念講演会「伊勢街道を歩く」を開催しました。

 廣瀬氏はたくさんの絵図や古文書をプロジェクターに映しながら、江戸時代の伊勢への旅について、「いろいろあった伊勢神宮へ至る参詣道」「街道の様子・道標など」「旅の装束、草鞋、宿、食事」「旅費と金子・銭」「3回あった爆発的参詣お蔭参り
「5ヶ月間に442万、日本人口の17%がお参りした文政13年(1830)」「旅人を支えた施行」「犬のおさん参宮ものがたり」など1時間半にわたり楽しい話を披露していただきました。
身近にある伊勢街道で繰り広げられた珍しい話に約50人の聴衆は熱心に耳を傾けていました

 学生時代に本物のわらじばきで5日かけて伊勢本街道を歩いたという廣瀬さんはその時の経験から、「助け合いや出会い、日本人であること」を実感できる「歩き参り」を推奨されていました。


 なお、伊勢街道の歴史を古絵図と写真で解説した企画展は同館で2月3日から3月末まで開かれています。









(2013年2月11日 うつべ町かど博物館から情報提供がありました)
絵図に描かれた場所の写真や特産品などの歴史を5枚のパネルに展示した「伊勢街道の歴史展」
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