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「内部の歴史と文化」を学ぶ集い

約1時間半、内部の歴史を熱く語って地区住民を励ましていただきました 
 11月14日(水)内部地区市民センターと内部地区連合自治会以下5団体が主催して歴史文化に関する講演会があり、関心のある地域住民約50名が参加しました。

 内部地区連合自治会では来年内部地区が四日市市に合併されて70周年を迎えることを記念して記念誌発行を計画していることから、四日市市博物館学芸員の廣瀬毅氏を講師に招いて内部地区の歴史と文化についてお話していただきました。

 講演では、内部地区にはいわゆる指定文化財は上品寺の釈迦如来坐像(市指定)が1件しかないが、史跡や建築・書画などの文化遺産、東海道や采女城・内部線などの歴史遺産、ヤマトタケル・三重の采女などの伝承、どんど焼き・試粥神事などの行事など歴史的文化的に価値のあるものは文化財であり大切な地域資源であること、そしてこれらをしっかりと伝えていくことが大切であるとして、この内から倭建の命の杖衝坂・三重の采女・松尾芭蕉の落馬にまつわる話をされました。会場では満員の聴衆で埋まり、熱心に耳を傾けていました。

 また、形あるものだけでなく住民の経験も地域の歴史資源であること、他の地域にはない内部地区の歴史、伝承や民話、行事や伝統を大事にして次世代に伝えて欲しいと話され、大変示唆に富んだ講演でした。

 なお、この催しは内部地区連合自治会・内部地区社会福祉協議会・内部長寿会連合会・内部地区婦人会・うつべ町かど博物館・采女城跡保存会・内部地区市民センターが共催しました。

(2012年11月14日 社協広報部が取材しました。)

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