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内部地区福祉講座第2回
「障がいのある人の働く場づくり」
ベビースターラーメンの袋を吊り下げる台紙を組み立て、袋に詰める作業を体験しました。
 ボランティア虹の会と内部地区市民センターが主催する第2回目の内部地区福祉講座が10月30日(火)「わかたけ萩の里」であり、約30名が参加しました。
 
 知的障がい者の生活介護事業所である「わかたけ萩の里」では野菜や花苗栽培、クッキー、野菜加工品の製造販売やアルミ缶のプレス回収、商品ポップ組み立て作業などの仕事を行ない収入を得ています。


熱くわかたけの理念、思いを語る小西さん
 この日の講座では施設長の小西さんから、「わかたけ萩の里」の活動の理念である知的障がい者にとっての「働くことの意味、そのための環境づくり、仕組みづくり、仕事を通して人としての当たり前の暮らし」について大変熱のこもった話があり、その後わかたけで行っている仕事を参加者が体験しました。
 「ベビースター」とよばれるその仕事は、スーパーなどでベビースターラーメンなどを並べる時に使う商品ディスプレイの梱包作業です。小西さんの講座は実際に作業している二人に体験作業を指導させるなど、「わかたけ萩の里」をより知ってもらうよう工夫されたものでした。
 その後内部地区市民センター濱田館長から行政の立場で障がい者福祉に携わってこられた経験を踏まえて、知的障がい者福祉の置かれている状況、地域の人の理解の必要性、この講座の狙いなどについての話があり、より理解を深めることができました。

(2012年10月30日 社協広報部が取材しました)

建物の廊下に飾ってあった利用者の皆さんが描いた作品(それぞれには名前がついていました)

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