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波木町の加富神社に案内板ができました

 拝殿の左わきに立てられた案内板
 波木町西部の丘陵に建つ加富神社は波木町と貝家町の氏神様として住民の皆さんによりお守りされています。鎮守の森に囲まれた神社の境内中央にある大きな穴には歳旦祭が行われた火の跡があり、氏子中により祭礼が行われていることが窺えますが、普段の日は時たま散歩の人が訪れる以外は人影もなくひっそりとしています。
 
 これまで境内には案内板がなく、訪れる人には由来や祭礼の時期などが分かりませんでしたが、今年の3月、氏子の皆さん(氏子総代は波木町伊藤功男さんと貝家町有竹征和さん、案内板奉納は矢田好博さん)により案内板が建てられました。

 板面には宮司を務められている馬場さんによる以下の文章が記されています。

加富神社
一 創建及び由緒
    延喜式内社成務天皇38年(168)に創建され采女七郷の総社とされ「日(火)宮明神」とも称す。采女七郷とは波木・貝家・采女・古市場・清水谷・南小松・北小松各村をいう。明治42年(1909)に神社合祀令により地区内の大祠・小祠を当神社に合祀。大正15年采女八幡社、昭和16年小松神社を分祀し現在に至る。  
一 鎮座地
      三重県四日市市波木町821番地  
一 祭神
    大日孁女貴神 おおひるめのむちのかみ(天照大御神)他11柱  
一 主な祭典
一 歳旦祭 1月元旦 午前2時
年の初めにあたり除災繁栄幸福を祈願するお祭りです
一 祈年祭(大祭)3月1日 午前10時
五穀豊穣、産業反映を祈願するお祭りです
一 天王祭 7月第3日曜日 午前10時
疫病除け、暑い夏を無事に過ごせるよう祈願するお祭りです
      一 小祭 9月第3日曜日 午前10時  
        氏子の安全幸福を祈るお祭りです  
      一 例祭(大祭)10月14日 午前10時  
        三大祭の中で最も重要な祭典 人に例えれば誕生日です  
      一 新嘗祭(大祭)12月14日  
        午前10時 五穀豊穣、産業繁栄に感謝するお祭りです  

(2012年5月18日 社協広報部が取材しました)

案内版は化粧鋼板の枠と透明カバーで
しっかりとつくられている
神社本殿は拝殿の後ろにあり、覆い殿の
下に鎮座している
入口の鳥居から神社本殿までの参道は
うっそりとした森の中を通る

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