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北小松町で復活伝統行事「どんど焼き」が行われました

8メートルのどんどに火が付けられ辺りを赤く染め上げます  12月11日、朝6時、北風の吹きつける寒い朝、 北小松町でどんど福寿会が主催する「どんど焼き」が行われ地域住民およそ60名が集りました。この行事は毎年この時期に行われており、どんど焼きも7年目を迎え、今年はおよそ8メートルの一段と大きなどんどができました。

 この行事は北小松町では昔からの伝統行事でしたが、戦後間もなく、途絶えていました。昔は子供たちの行亊で竹を切って集めるのは子供たちの仕事でした。子供たちにとっては大変な重労働だったよう です。
 その当時の子供たちも、今では長寿会の仲間入りです。そして、何とか復活させようと立ち上がったのが12年前にできた「どんど福寿会」です。毎年1回、 懇親会をもち、意気投合した中で持ち上がったのが『どんど焼き』の復活です。


12月13日付の中日新聞に掲載されました
  11月23日に会員15名ほどが集まって竹を伐り、町内北西の田の一角に立てま した。点火した火は見る間に燃え上がり、朝の明 けやらぬ真っ暗な空を焦がしました。燃え残った「熾(おき)」 で餅を焼いたり、「熾」の中にサツマイモを放り込んで焼き芋を焼き集まった人たちにふるまいました。またお神酒もふるまわれました。
  今年は、気候不順が続き決して「豊作」とは言えませんでしたが、来年こそ豊作で、厄災が起きないよう祈りつつ、熾の始末をしてどんど焼きを無事、終えました。
 この様子は中日新聞、伊勢新聞、NHK、CTY(NEWSエリア便)で報道されました。

 (2011年12月13日 北小松町栃木嘉一さんから情報提供がありました)

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