| 8月竈便り「第13回サロンde竈 & 第5回leブランチ竈」が届きました |
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去る8月9日、竈の家で「サロンde竈」が開催され、お抹茶と季節の和菓子を参加の皆さん楽しまれました。 この日は夏休みの真ん中とあって、母子で初参加というお客様が数組ありましたが、目的は「グラスアート」だったでしょうか?何しろ夏休みの工作にうってつけの講座でしたから。
また、呈茶のことを申しますと、今月は初めて冷抹茶に挑戦しました。ギヤマンの器で出す氷を浮かべたお抹茶に、団扇を型どった薯蕷饅頭と琥珀のお干菓子(中がゼリー状で外側がシャリシャリとしたお干菓子です)を添えて。暑い時分でも熱い飲み物の方が汗を引きやすく、身体を冷やさないの個人的には好きなのですが、蒸し暑い一日でしたし、ほんの少し喉を湿らすくらいの量がまた趣きを添えたかもしれません。皆さんの評判も良く、新しい境地を開拓したようなこそばゆさで、一日おもてなしをすることができました。
お盆明け8月21日、竈の家で「第5回leブランチ竈」が開催されました。 本来ならば残暑厳しいはずの“処暑”間近のこの日は、数日続いたゲリラ豪雨の後にも係わらず、朝から幟も出せない本格的な雨でした。
それでも事前に問合せのあったお客さんはやってきてくれました。「なかなか日が合わなくてね~」本当に来られて嬉しいという表情をして。 丁度ご飯が炊き上がったところでした。うだるような暑さもないのに冷や汁?そう思いながら作った冷や汁を、ツルムラサキの胡麻和えを、そして何よりその炊きたてのご飯を「美味しい!!」と声を張り上げ食事してくれる姿、夏中の疲れが吹っ飛んでしまうようなひとコマ。
日本での仕事が終わり、いよいよ本国に帰るということでお別れにやってきてくれたのでした。