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個性あるまちづくりに取り組む内部の4団体

 四日市市が行う
   『市民の自主的な取組みによる地域社会づくりを推進するため、活力ある四日市を創ることを目的にした、
   市民による先駆的な公益活動を支援する個性あるまちづくり事業』

に、内部地区から下記の団体が応募して助成を受けています。
 これら4団体の取り組みについて紹介します。(この他波木町の「NPO法人体験ひろば☆ こどもスペース四日市」も助成を受けていますが、ここには取り上げません) また個性ある町づくりについては広報よっかいち8月上旬号に掲載されています。


冒険広場をつくる会(立ち上げ期)

代表 山村智子
目的
 
禁止事項の多い公園では出来ないが、木に登ったり、穴を掘ったり、大人と一緒に火を使ったりといった、昔の子どもならば誰しも体験していたであろうことを体験し、経験に裏打ちされた生きる力を育む。体験を親子で共有することにより、遊びが子どもの健全な成長に必要であるという認識を深め、大人は子どもに対する管理者としてではなく、人生の先輩として成長することを目指す。また、道具の扱い、火の扱い、人との関わり合い等、親から子へ伝承されるべき事柄を、遊びを通じて体験・伝承する場として地域に場を提供する。竹細工に取り組む親子・・・貝家町のビオトープにて
事業の内容
 月に1回程度、野外で、子供を持つ親たちが、同じような親子を対象に、野外での遊びや簡単なおやつ作りを提案し、共に体験する。 各回のイベントと並行して、拠点となる空き地的な場を探し、見つかった折には簡単な遊具や遊び場としての整備を行い、地域の子どもが伸び伸びと遊べる場を提供する。
 これまでの活動
    泥団子と焼きマシュマロサンド
    キャンドル作りと棒まきパン
     たき火でおいしいものを焼こう
     豚汁作りと昔の遊び(竹細工、あぶり出し等)
    シャボン玉遊びとヨモギ団子作り





東原町自治会 (立ち上げ期)

代表 保黒時男
目的
 
当自治会の平均高齢化率は33.1%となり、国・四日市市・地区の平均をはるか に超えた超高齢化社会に入った。また、同時に障がい者や独居者など社会的弱者を抱えた運営になっている。 このため、日常的に「みんなで助け合い・支え合い」ながら、安全・安心な町づくりを目的にその仕組みづくり(本年)とその組織化に取り組む。町内のボランティアが手入れしている小古曾1号公園の花壇

事業の背景・内容
 
今日、多くの単一自治会は超高齢化社会を迎え”町の自治”が思うように進まないのが現状かと思われます。当自治会でも同様に課題が山積し、自治会役員の担い手がいないなど課題の多い運営状態が続いている。その結果が弊害を生み、①事業のマンネリ化②自治会への期待感低下など、「元気さ」を失いつつある。 そこで、本年度からこの危機打破を図るため、会員の総力(元自治会役員・長寿会・民生児童委員・有識者・公募等)を結集し、日常的な福祉活動を中心とした”東原町おたすけ隊”の結成に向けた取り組みをスタートさせる。






采女が丘自治会 (中級編)

代表者 河辺 尚佳2号公園の作業風景・・・町内住民への広報紙より
目標
 20年目を迎えた采女が丘団地も多くの団地と同様、後10年もすれば少子高齢化が進み老地域環境の老朽化が進みこのまま放置すれば取り返しのつかない状況になるとの危機感から、平成20年から「美しい街づくり」に取り組み始めた。
 2年目からは趣旨に賛同する人も参加してグリンパトロール班を組織して、計画的に進めてきた

事業の内容
 ・平成20年
     団地メイン道路と周辺道路のサツキの剪定
     玄関道路のオカメツタの植樹
 ・平成21年(2年目・個性あるまち作り助成金申請初年度)
     メイン道路と周辺道路にサツキ1070本を補植、ハナミズキ道路の修復
    5号公園の伐木
 ・平成22年(3年目・個性あるまち作り助成金申請2年度)
     2号公園を桜の公園に再生(カンヒサクラ、ヨシノサクラ、サトザクラを植樹)
     5号公園を見晴らし台公園に整備(マンサク、ウメ、ミツバツツジ、アジサイを植樹、遊歩道に手すり設置)
     メイン道路のサツキの枯れた後にアジサイを挿し木する(アジサイ3カ年計画)
 ・平成23年計画(4年目・個性あるまち作り助成金申請3年度)
     これまでの植樹のメンテナンス(土盛り、消毒、施肥、剪定、下草刈り、清掃)
     周辺道路にアジサイの挿し木、
     5号公園の里山作り(専門家の指導の下、自然公園として整備する)



うつべ町かど博物館(上級編)

江戸時代の紙雛や明治の土雛などが並んだ雛飾り展を訪れた幼稚園児
代表者
 東川修
目的
  ①内部地区の「心豊かな町づくり構想」の実現に向けた
   地域社会づくり
  ②内部地区の貴重な文化・自然・歴史(史跡)の逸失防止と
   保護・保全
  ③内部地区の地域コミュニティーつくり
事業の内容
 うつべ町かど博物館の運営 (平成19年2008年9月開設)
     ・常設展示(毎週日・水・土と祝日の開館)
    ・出張展示
    ・企画展の開催
      ・地域の歴史を掘り起こし、下記の展示を開催してきた
        郷土の百歳展 ・内部小学校136年の歩み ・消えた郷土の産業和瓦と伝統工芸鬼瓦展・
        矢矧橋の歴史と内部川
      ・「四日市の昔と今」写真展
      ・雛飾り展 (毎年)
    ・地域の人の文化・工芸作品の発表展示の場として以下の展示をに提供してきた
        銅板工芸展・あしみ会「絵画」展・米川軍太郎氏写真展・グランマ「パッチワークキルト」展(2回)・
        黒宮書道教室「書道書写」展・田中耕太郎氏写真展・東日本震災と幕末会津藩写真展
    ・その他の事業 
        東海道案内看板設置
       内部小学校卒業アルバムDVD製作
       内部散策マップ作成
       史跡旧蹟案内DVD製作(散策マップのDVD化)  



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