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内部川の生物調べを楽しみました

 第9回を迎えた内部川探検が8月6日(土)矢矧橋上流の河原で行われました。この日の参加者は25名と例年の半分程度となりました。夏休みのこの時期は行事が多く、この日も市民センターでは人形劇、内部小学校ではサッカーの練習試合(鈴鹿長太VS内部リバース)、東小学校ではカローリング大会とイベントが重なったためと思われます。 会場となった内部小学校理科室に集合の後6班に分かれて内部川へ。タモの使い方、生き物の取り方を教えてもらい、みんなで川に入り石の下や岸辺の叢を探って魚や生き物を採取しました。

 結果は下表の通り「少し汚い」の判定となりました。例年と同じ判定結果でしたがこの実行委員としてこのイベントを担当してきた若林さんは「だんだんときれいになってきている」との講評でした。

調査場所は矢矧橋上流約50m地点

<川の状況>
川幅 17.4m
水深 32cm
水温 24℃
流れ 早い(秒速1m)
川底 こぶしより大き石
水質階級 指標生物 個数
 Ⅰ  (省略) なし 
ゲンジボタル 1
コオニヤンマ 7
コガタシマトビゲラ 14
スジエビ 48
ヒラタドロムし 19
ヒル  6
ミズカマキリ 1
アメリカザリガニ 3
エラミミズ 1
サカマキガイ 1
調査は川ベで生きものをつかまえて、指標生物(水質の程度をあらわす目安になる生きもの)について調べることにより、その川の水質を判定します。

1 きれいな水(水質階級I)
2 少し汚い水(水質階級II)
3 汚い水(水質階級III)
4 たいへん汚い水(水質階級IV)


<判定>   2(少し汚い)



 このイベントは内部地区社協(内部川探検実行委員会)が主催していますが、毎回のことながらこのイベントには多くの団体から支援をいただいています。
 今回も四日市環境学習センターからタモやバケツ・バットなどの採集機材と指導に当たる6名の講師の方々(小林・榊枝・横関・横井・横井・谷崎のみなさん)の動員について協力をいただきました。内部地区婦人会にはお昼のカレー作りを、また内部っ子はげまし隊には安全見守りを、内部小学校には会場提供をしていただきました。ありがとうございました。

(2011年8月6日 社協広報部が取材しました)



24℃の水温でしたが中に入るとヒンヤリ 絶滅危惧種のアカザが採れました 15cmのオオヨシノボリ
       
6つの班で採った生きものをまとめます  各自の表にも黒板の結果を写します  みんながお代わりして
準備した50人分は空になりました 
 

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