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 少し遅くなりましたが竈便りが届きました。
苔玉づくり・・・【第12回 サロンde竈 開催されました】
 

月11日、竈の家で「サロンde竈」が開催されました。平年より2週間ほど早い梅雨明けが発表された直後、夏本番の暑い一日でしたが、開け放たれた開口部から風が南北に通り抜け、扇風機も要らない涼やかさに参加者の多くが感動の声を漏らしました。「気持ちいい風!!」。  昔ながらの民家というのは、高温多湿な日本の夏に対処するため極めて開放的に、また、直射日光が入らないように深い庇で覆われています。少しでも「涼」を確保しようという知恵が、竈の家でも随所から見て取れます

  さて、今月の講座は「苔玉教室」。観葉植物と水苔を使って苔玉を作るのですが、皆さん思い通りの作品に仕上げられたでしょうか?中には欲張って2つ作られた方もいらっしゃったようです。表面が乾いてきたら10分程水に浸けて水分を吸わせるだけ、不精な人でも管理が楽で、一年でも持つとあってこの日の講座も大賑わい。講師の先生の準備されてきた観葉植物はほぼ全て使いきり、おまけのアクセサリーも最後は等分に分けて、皆でまーるくお仕舞いとなりました。

 またこの日は、「連絡がない限り毎回参加でお願いしますね!」という有り難い『常連宣言』も数人からいただきましたので、今後益々、日頃の喧騒を忘れてゆっくりと過ごす贅
な時間のご提供を、一人でも多くの方に悦んで利用していただけるように、努力していきたいと思います。


冷汁と書道体験・・・【第4回 leブランチ竈 開催されました】
 
 
7月24日、竈の家で「第4回leブランチ竈」が開催されました。 夏の暑さを少しでも和らげようと考えたこの日のメイン・メニューは「冷や汁」。宮崎県の代表的な郷土料理です。しかし、ここは三重県。私はもちろんスタッフも数年前まで誰も食したことなどありませんでした。かまどの会を通じて全国のいろいろな人と交流を持てたおかげで知り得たレシピです。 ただレシピと言ってもこの「冷や汁」は、100の家庭があれば100の食べ方、作り方があると言われるほど家庭によってその味は様様らしく、ルールも統一レシピもありません。そこで竈の家は竈の家独特の方法で作ります。

  数年前の私達同様、来客の皆さんは誰もが「冷や汁」初体験でした。お味噌汁の中にトマトやきゅうり?視覚的に少し引き加減の方も食してみると、ゴマの風味と薬味の香ばしさが食をそそり、2杯、3杯とお替りをされるなど、とても悦んでくださいました。 見た目にも涼しい「冷や汁」は、今後も夏の定番といきたいものです。

 食後はいつもどおり音楽とお喋りの華を咲かせた他に、今回は書道体験教室も同時開催していましたから、まったりしたひと時を書道体験にあてて、熱心にお稽古されていた方もありました。



*スタッフとは竈の家の趣旨に共感し、存続に力を貸してくれている、県内外の有志「竈の会」のメンバーです。
■問合せ先  かまど管理人 古市 文子(電話 090-2181-3824 MAIL fumifull99@gmail.com )
■過去の活動はブログにて公開しています(http://kamado.exblog.jp/)
■開催日、詳細等は地区センターからのお知らせをご覧下さい




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