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お年寄りに防災ずきん300個
内部地区の福祉ボランティアグループ「虹の会(会長田中英子さん)」が防災ずきん300個つくりに取り組んでいます。
「虹の会」は地域内にある特別養護老人ホーム「うねめの里」で、毎週メンバーが当番制で水・木の2日間、入園者の話し相手になったり、お風呂上がりの身づくろいなど介護支援ボランティアを続けています。このたびの東北際震災をうけて、「うねめの里」では防災対策の一環として入園者一人一人に防災ずきんを配備することになり、その製作を虹の会が引き受けることになりました。
6月6日(月)、内部地区市民センターにはメンバー約20名がミシン、ハサミ、アイロンなど道具を持ち寄り防災ずきんに取り組みました。ずきん生地は採寸・裁断、ミシン掛けし、紐は材料とする着物をほどいて裁断・アイロン・ミシン掛けまでたくさんの手順がありますが、メンバーの皆さんは女性で子どもの時の防空ずきんを覚えている人もあり、慣れた手つきで取り組んでいました。着物はうねめの里のスタッフから提供されました。
田中会長は「300個と言えば大変な数、家事の傍ら参加できる人だけでやるので1週間以上はかかるでしょう。みんな快くひき受けて取り組んでいます」と話していました。
(2011年6月6日 社協広報部が取材しました)
採寸・裁断をします
ミシン掛けをします
紐にアイロンを
かけます
細く切った着物地にステッチをかけ紐を作ります
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