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内部小学校でユニークな防災学習「炊き出し体験」
1月31日(月)内部小学校では3年生98人と保護者約90人が防災学習の時間に「ぼうさい・どなべ『炊き出し君』炊飯訓練」を体験しました。
広い体育館では生徒たちは18組に分かれて防災コーディネーター三泗ブロックの皆さんが準備したコンロに万古焼の土鍋をかけてご飯を炊き上げました。中にはお焦げのところもありましたが生徒と保護者一緒においしく炊き上がったご飯をいただきました。
お米の水浸しや炊きあがり後のむらしの時間には緊急時通報の学習や防災クイズなどを織り込むなど時間を有効に使うよく考えられた体験学習となりました。また土鍋は、3週間前の1月9日に四日市特産の万古焼の土鍋に子どもたちが絵付けをして焼き上げたものです。
この授業は三重防災コーディネーター三泗ブロック(代表皆川さん)が地区の防災教育・活動として企画、地元産業の万古焼土鍋と組み合わせてプログラム化し、平成20年から各地区の
学校に呼び掛けて実施してきているもので内部小学校は19校目とのことでした。
防災訓練では炊き出しを行いますが、「はそり」など大釜で炊くと一部の人だけで炊き上げ、後の人は食べるだけという形でした。小さな土鍋を使うことにより全員が参加でき、組単位でつくる、あるいは一緒に作業することで連帯感が生まれるという発想から土鍋との結びつきが生まれました。そこに地場産業の強みを生かし子どもたち絵付けをしても、その土鍋をつかって子どもたちの体験学習「炊き出し訓練」、更に土鍋をその地区の防災倉庫の備品として装備しておくという地域を巻き込んだユニークな防災訓練プログラムとなっています。
三泗ブロックではこの活動プロブラムを防災教育チャレンジプラン実行委員会事務局が募集する「防災教育チャレンジプラン」に申請しています。
この催しは三重テレビ・CTY・中日新聞で報道されました。
(2011年1月31日 社協広報部が取材しました)
私の描いたハートの絵
ぼくが書いたのはブタの顔
太陽とお花とその仲間たちで
埋め尽くされています
三重防災コーディネーター三泗ブロックからは機材の準備と13人の
スタッフが参加しました
お米はカップすりきりで
みんなが順番に計ります
お米4合に対し900ml(5合の
水を計ります
ふたから湯気が出始めたら火を
強くします(ナカパッパ)
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