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県道「四日市鈴鹿環状線事業説明会」が行われました
主要地方道「四日市鈴鹿環状線(県道8号線)」は、室山町と采女町の間は幅員狭小で歩道のない部分も多くバイパス整備が計画されているところです。
この内の波木町(波木南台)から采女町(内部川右岸)まで約0.9Kmについての事業説明会が11月4日19時から内部地区市民センターで行われ、住民約30名が出席しました。 計画では幅員11.5mの歩道付き2車線道路で南部丘陵公園南ゾーンの西側を起点として南に延びて、泊丘陵の里山を横切る形で内部川にいたる約0.9Kmです。
計画道路周辺は小中学校・幼稚園・保育園が位置していてたくさんの児童が通学し、丘陵地には希少な動植物の生息が確認され、さらに道路建設により郷土の歴史遺産である采女城跡が丘陵地と分断されるなど地域の住民にとっては関心のあるものです。
三重県四日市建設事務所事業推進室道路課の説明に対して、参加者からは道路の必要性は理解する一方で、豊かな自然が残る里山への生態系保全への対策、新たな渋滞発生への危惧、児童通学路への安全対策、説明会のやり方への疑問などについて多くの意見が出され終了時間いっぱいの21時まで続きましたが、参加者の多くは十分な納得が得られない様子でした。
(11月4日 社協広報部が取材しました)
四日市鈴鹿環状線計画路線図
計画路線図を基に航空写真に貼り付けたもの
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