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愛宕山大権現さんの祭礼が行われました

 毎年8月1日には高塚町挙げての「愛宕大権現」さまの大祭を行っています。今年も1日(日)高塚町自治会4役をはじめ組長・長寿会・子ども会および町民の皆さん約80名が愛宕さんに登り、小古曽神社の堀宮司様のもと祭祀が執り行われました

(以下四日市市小古曽郷土史より引用します)
 高塚町の皆さんでお守りしている火伏せの神「愛宕山大権現」さまは高塚町の西、南から北に連なる小高い丘、愛宕山の頂上に建てられています。高塚町を一望に見下ろし、火災の起きないよう日夜見守って下さっています。
 愛宕大権現と刻んだ火伏せの神の石碑が建てられたのは明治19年9月ですが、日支事変が勃発すると、国策として村の山、畑を買収して軍事施設を建設することなり、愛宕山も買収せられることになりました。そこでご神体はやむなく小古曽神社左側、鳥居のすぐそばに北へ10mほど参道をつくり遥拝所として移されました。

 ところが昭和44年・45年と続いて高塚町の民家が火災が発生して、これは愛宕山から火伏せの神の碑を下ろしたためだと広まり、昭和46年3月小古曽神社宮司さまによって小古曽神社より分祀していただき、再び愛宕山の頂に「愛宕大権現」さまの石碑を建てられました。その後今日まで高塚町で火災が起こったことはありません。

(2010年8月2日 高塚町自治会より情報提供がありました)

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