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うつべ名所・旧跡散策マップ」が完成しました

 うつべ町かど博物館では内部地区の名所や史跡・旧蹟61か所を網羅した旧蹟散策マップを作成しました。

 新しいマップは内部地区内61か所の旧蹟位置をA3判の地図に記し、裏面には説明をつけています。マップの一部を下に示します。

 
 地域の旧蹟案内はこれまでにも作られていますが、うつべ町かど博物館では消えつつある地域の文化財・史跡(旧蹟)の保存に寄与し、また広く地域の人に知ってもらうことを目的として新たな旧蹟案内を作成しました。作成のポイントは
  ①形として残っている旧蹟をできる限り網羅する。このため以前郷土史研究会が作成した「内部旧跡案内図」
   を基に、漏れているものも追加して61か所を選定しました。
  ②イラスト地図ではなく、都市計画図に落とし、詳しい場所が分かるようにしました。
  ③すべての旧跡について簡単な説明を裏面に添付しました。
  ④旧蹟を訪ねるウォーキングマップとして利用できるよう3つのモデルコースを設定しました。
  ⑤持ち運びやすいA3判4つ折りサイズとしました。

 この散策マップは広く地域の方々に利用していただくことが目的ですが、任意団体である「うつべ町かど博物館」の事業として作成したものであるため有償配布(1部100円)となっています。うつべ町かど博物館(東海道杖衝坂手前約100m)と市民センター2階の内部地区団体事務局で入手可能です。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 また町かど博物館においては、マップを大判パネルに拡大して各旧跡の写真と詳しい解説をつけて展示するとともに、別途DVDや冊子の形としてまとめることも計画しています。

 なお、これまでに内部地区の文化財・史跡(旧蹟)案内資料としては
  ①「内部文化財めぐり」(昭和52年内部公民館編)
  ②「内部旧跡案内図」(昭和60年内部郷土史研究会編)
  ③「内部地区文化財・史跡のしおり」(内部地区連合自治会 内部地区地域社会づくり推進委員会編)
等がありました。このうち③は現在でも地区市民センターで入手可能ですが取り上げられている史跡は12か所だけです。②は64か所の旧蹟が取り上げられていますが26年も経った現在、史跡をたどることもできないものがあり、またイラスト地図のため場所の特定が難しいものがありました。

<これまでの案内資料>
①「内部文化財めぐり」(表紙)
(昭和52年内部公民館編)
②「内部旧跡案内図」(1部)
(昭和60年内部郷土史研究会編)
③「内部地区文化財・史跡のしおり」(表紙)
(内部地区連合自治会・内部地区地域社会づくり推進委員会編)

(2010年6月28日 うつべ町かど博物館より情報提供がありました)

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